ゲッカビジン(月下美人、学名Epiphyllum Oxypetalum)はサボテン科クジャクサボテン属の植物であり、原産地は中南米です。
その果実は食用としても利用されますが、希少で入手困難です。ゲッカビジンの栽培は難しく、有用成分に差異が生じます。そこで、有用成分が安定的に含まれるカルス栽培法を活用しました。
カルス栽培とは植物の幹細胞を純粋栽培する方法であり、不純物が少なく、有用成分が豊富になります。
しかし、ゲッカビジンの有用成分は、食物繊維と結合しており、単離して利用することが難しいという欠点がありました。
そこで、ゲッカビジンカルスをアサイヤシ果実とともに発酵して発酵エキスを製造しました。
発酵エキスの特徴は有用成分が低分子であり、吸収が早く、働きがダイレクトであるという点です。
また、アサイヤシ果実とともに発酵することにより、植物由来幹細胞でありなかせら、ヒト皮膚基底層の幹細胞を活性化する働きもありました。